ボイジャートップぺージ

2006年10月11日  

株式会社ボイジャー
株式会社アルファシステムズ

Excite translation


☆航


電子本の音声読上げ対応開始について


 株式会社ボイジャー(本社:東京都渋谷区 代表取締役:萩野正昭、以下ボイジャー)と、株式会社アルファシステムズ(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 矢島日佐志、以下アルファシステムズ)は、それぞれが開発した電子本ビューア「T-Time」、電子音声読上げソフト「電子かたりべ」をユーザーのパソコン内で連動させ、購入された電子本を自動音声読上げさせるシステムを実現させました。2006年10月12日より公開いたします。

 電子本コンテンツは、講談社、グーテンベルク21をはじめとする出版社が販売するドットブック(.book)形式のもので、主に『理想書店』『パピレス』『楽天ダウンロード』等で販売されます。電子本の平均価格は一般書籍価格の40〜60%です。
 ボイジャーの電子本ビューア「T-Time」は無償で配布されます。
http://www.voyager.co.jp/T-Time/update/
 アルファシステムズの電子音声読上げソフト「電子かたりべ」プレーヤーは、ネット上から購入いたします。利用契約は年間3,000円、試用、割引などのサービスがあります。
http://www.e-kataribe.com/

 電子本ビューア「T-Time」から、読み上げ希望のファンクション・キー(F5)が押されると、「電子かたりべ」プレーヤーは、パソコン画面に表示されているドットブック(.book)を、文章ブロック単位に音読していきます。(*参照:操作・取扱について)
 音声には、元々「ながら聴き」ができる特性があるため、日常、多忙な方々にとっても「読書時間創造」という新しい効用も期待できます。「電子かたりべ」サービスは、誤読や不自然な抑揚を事前に補正した「かたりべ専用コンテンツ」の読上げサービスを基本と考えていますが、こうした特別なケアを施さない「素読み」モードでも、十分な読上げ品質を確保でき、既存の電子本を気軽に聴けることから、視覚障害者にとっては勿論のこと、高齢化に伴う視力低下(「ロービジョン」)に悩む広汎な人々にとって大きな魅力となるものと考えます。

■電子本の基準として音読を包含する
 音声読上げソフトはすでに市場にいくつもの導入がなされています。これらの音声読上げソフトは基本的に原データであるテキスト形式の情報を読上げるもので、出版社(版元)にとって、読上げのために原データをそのまま販売・配布することは著作権の保護上多くの問題をかかえていました。
 一方、視覚障碍者のパソコン利用率は確実に上昇し、読みたい本の原データ提供を求めるロービジョン・障碍者の声は高まる一方でした。
 ドットブック(.book)は、著作物の同一性を保持し、データ抜き出し防止の措置がとられています。このため市販の有償の電子本がそのまま基準として読上げ機能を備えることになり、ロービジョン・障碍者もまた同じ電子本の購入で音声読み上げを享受できることになります。つまり今まで福祉やボランティアの力によって支えられてきた音訳の仕事が、作家・出版社(版元)のビジネスの領域として想定できることになります。
 「T-Time」と「電子かたりべ」という二つの独立したソフトウェアが、読者のシステム上で相互に呼応し、新たな利用の機会を創出し、ビジネスの可能性も拓いたこと、そして電子本の基準としてこれを示していることは、重要な意味を持つことと思います。
 人の力によって読上げられる音訳は時間と費用がどうしてもかかります。このことはロービジョン・障碍者が手にできる出版点数に大きな影響を与えます。もし出版社(版元)が送り出すすべての電子的出版物が音声読上げを基準とするならば、世の中に出版される電子本点数はそのままロービジョン・障碍者への対応を備えたものになります。本を出版することが、特別な付加を加えることなく当たり前のこととしてロービジョン・障碍者への配慮をカバーすることにつながります。

■操作・取扱について
(1)T-Time インターネット上に公開される無償版をインストール
(2)「電子かたりべ」プレーヤー年間契約:3,000円をインストール

二つの独立したアプリケーションが同一システム上で呼応することで、ビューア「T-Time」および「電子かたりべ」プレーヤーから電子本の音声読上げすることを可能にした。

(3)視覚障碍者に配慮したキー入力操作
◎ナンバー・キーで、文字拡大、輝度反転、太文字
◎ファンクション・キーで、読上げ開始、停止、音量調整、速度調整
 *F4とF5の間にあるすき間が障碍者のたよりになる。

視覚障碍者はパソコンのキーを触覚で確かめます。そのキーの在処が典型的に角位置だとか、キーとキーの隙間等をたよりとします。これらの方法には個人差はありますが、よく使われる使い勝手を確かめて今回の音声読上げにおいて採用いたしました。

(4)リモコンキーパッド
 二つのソフトが呼応するとリモコンが現れる
 読上げられる文章はブロックごとにハイライトする


ボイジャーについて

株式会社ボイジャーは、1992年10月設立、電子出版ツール「エキスパンドブック」をはじめ1998年には電子本ビューア 「T-Time」を開発、TTXというHTMLベースのタグ体系のソースファイルをもち、商業的配布に対してはドットブック(.book)という出版フォーマット化を実現しました。講談社・角川書店・新潮社・文藝春秋・集英社・筑摩書房などが、すでに採用しています。日本語本来のたて書き・ルビ表示システムに実績をもち、液晶デバイスに最適な画像として書き出すことも可能なことから『BookSurfing』という携帯用ビューアを開発(セルシス、インフォシティ、ボイジャー共同開発)携帯3キャリアでの高いシェアを保持している。
ホームページ http://www.voyager.co.jp/

アルファシステムズについて

株式会社アルファシステムズは、“通信専門のシステムクリエータ”として1972年に創業以来一貫して基幹系通信システムのソフトウェア開発を中心に事業展開に取組み、現在の高度化された情報通信網(ブロードバンド&ユビキタス環境)の構築に貢献してきました。さらに、これらの環境下で展開されるアプリケーションサービスの開拓にも取組み、古今東西の豊富な書籍系コンテンツを、高齢社会で主役となるシニア層も含めてより多くの人に親しんでいただくサービスの創出を狙いとして、「聴く読書」スタイルを提案し音声読上げソフトによる「電子かたりべ」サービスを、本年7月から開始しています。
ホームページ http://www.alpha.co.jp/

本件に関するお問い合わせ先:

株式会社ボイジャー
菅原武彦
〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-41-14
電話: 03-5467-7070 FAX: 03-5467-7080
Email:sugawara@voyager.co.jp

株式会社アルファシステムズ コンテンツビジネス推進本部
堀内和紀
〒211-0053 神奈川県川崎市中原区上小田中6-6-1 中原テクノセンター1号館
電話: 044-738-4140 FAX: 044-738-4164
Email:e-kataribe@alpha.co.jp



※是非、本件のご紹介をご検討いただきたくお願い申し上げます。
※取材、デモンストレーションなど承りますので、ご要望等ございましたら是非ご連絡ください。

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