2005年4月15日 

株式会社ボイジャー
 


☆航


ボイジャー、電子本ビュワー『T-Time 5.5』を4月15日より発売開始

今そこにある液晶デバイスを電子本端末として利用する機能を追加

 

 株式会社ボイジャー(東京都渋谷区 代表取締役萩野正昭)は、電子本ビュワー『ティー・タイム(T-Time)』を新版バージョンアップいたしました。新しいバージョンは『T-Time 5.5』となります。  ──*製品情報後述

 T-Timeは電子出版物を可読するためのビュワーです。ともに縦書き表示が可能で、秀英明朝体*を内包しております。文庫本スタイルで表示できるため小説などの電子的な読書には欠くことのできないソフトウェアとして、海外在住者、年輩者の方々からとくに熱烈な支持をえてまいりました。1998年6月発売以来、すでに5万人の登録ユーザーがあります。

このたびのバージョンアップでご注目いただきたい新しい機能は、つぎの点です。

  1. T-Timeで表示されたコンテンツを、おおくの液晶デバイスに書き出すことができます。
  2. 書き出すデバイスは、ケータイ、iPod photo、PSPなど、現在市場にある液晶デバイスが対象となります。 ──*詳細後述
テキスト、HTML、ドットブック、TTZを新版T-Time、azur で液晶デバイスに書き出す
──*テキスト、HTML、ドットブック、TTZを新版T-Time/azur で液晶デバイスに書き出す

本画像のURL:http://www.voyager.co.../2005_hodo/images/aboutT55Flow_big.jpg


■今そこにある液晶デバイスを「本」にする
 新版T-Timeは、パーソナルコンピュータ上でテキストファイルやHTML、ドットブック(.book)などの表示をそれぞれの液晶デバイスに最適な画像として書き出すことができます。この方法をつかえば、インターネットでさかんに発信されるブログ(blog)なども文庫本スタイルで読むことができるわけです。
 ディスプレイがあるデバイスならなんでも読書端末になる可能性があります。当然にもこのようなデバイスは、読書など想定されていません。しかし読書にとって最低限必要なインターフェース(ページ送り、戻し、栞とか)をみたせば電子本端末といってさしつかえないはずではないか、とおもうことから私たちは出発いたしました。
 新版T-Timeは、ページを画像(.jpg)として連番のファイルを作成します。ファイルの作成手順はデバイスの特性にあわせて最適化されており、たんなるイメージシーケンスファイルをマニュアルコピーする以上のことをおこないます。デバイスのエミュレーション機能が用意されており、たとえば表示エリアをiPod photoの状態に固定し、書き出しをおこなうとiPod photo用のイメージシーケンスファイルが保存されます。右クリックで、回転、ページ番号(ノンブル)、ガイドの設定が可能です。
 画像ファイルなのでオリジナルデータとくらべて容量は大きくなりますが、デバイスのもつハードディスクやメモリーカード容量は大きくなるいっぽうであり、出先で読む電子本を一時的に保存するという目的には十分な記憶装置がすでにデバイスには備えられていると考えられます。逆に画像であるメリットを応用すると、デバイスによっては漫画やアニメーション、映像などを表示させ、それを本と一緒に楽しむような新しい可能性もうまれます。
 T-Time/azurは、オンスクリーンに文字を美しく表示するがために、小説など文字本位のコンテンツ専用のビュワーとおもわれていました。これからは文字コンテンツはもちろんのこと、画像コンテンツ表示にも威力を発揮できることでしょう。


■「変幻自在」.bookのソース「TTX」*が力を発揮する
 T-Time専用ファイル形式ドットブック、TTZのソース「TTX」は変換可能な柔軟性を維持しております。TTXは、XMDF(シャープ)、BBeB(ソニー)、Σbook(松下電器)のフォーマットにきわめて容易に変換ができます。有力出版社のなかには自社で管理する基本データとしてTTXを採用するところもあり、TTXを原データとして保持し、TTXからXMDFやその他のフォームへ変換しています。版元としてはハードに振りまわされることのない、そして自分自身で管理できるというおおきなメリットとなります。
 ボイジャーは、2004年4月ドットブックのソースのTTXからオンデマンド印刷できる対応=T-bridge*をすでに完成させており、今回の新版T-Time/azurの発表により、紙のオンデマンド出版から、今そこにある液晶デバイスのことごとくを本にする出版までをカバーする電子出版ツールをご提供できることになりました。

以上   

お問合せ:
株式会社ボイジャー
鎌田純子(広報担当)
〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-41-14
電話: 03-5467-7070 FAX: 03-5467-7080
Email:kamata@voyager.co.jp


* 注:秀英体TrueType フォント
明治末期に大日本印刷が開発したオリジナル活版印刷用活字である「秀英体」をもとに、電子出版物のディスプレイ上で読みやすく、常用・人名漢字と正字を基本字形としたJIS外字もサポートする本格的な電子出版用フォント。「秀英体」は大日本印刷の登録商標。
* 注:TTX
TTXは、T-Time専用形式ドットブック(.book)、TTZ(.ttz)のソースファイルである。HTMLをもとにT-Time独自の拡張を行っている。
* 注:T-bridge
ドットブックのデータをそのまま印刷物に書出し、出版社が許容できる品質を保ったオンデマンド本制作を可能にするソフトウェア。講談社、新潮社、筑摩書房、大日本印刷、ボイジャーが協力して推進し、ソフトウェアはボイジャーが開発した。


 T-Time、ドットブック(.book)は株式会社ボイジャーの登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。



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