タグ入門 サンプルファイル FAQ

オーサリング方法

STEP 1:T-Time 上でのデザイン
STEP 2:専用ツールによるTTZ 化

STEP 1:T-Time 上でのデザイン

 元になるテキストはワープロやエディタで作成し、プレーンテキスト形式で保存しておきます。画面 デザインや注釈設定などは、商品版T-Time(v1.1.3-r2 以上)で行います。注釈や挿絵、ルビなどに使用するHTML タグの編集は、エディタを併用して使った方が効率よくできます。
 また、すでにホームページ用に作成済みのHTML データをそのままTTZ にすることもできますが、やはり一度はT-Timeに表示して、TTZ としての表示効果やデザインを整えておくべきでしょう。T-Time上で設定したページサイズや他の表示設定(フェイス)が、そのままTTZファイルを開いたときのデフォルト表示になります。

 作業環境はMacでもWindowsでもかまいませんが、以下の点に注意してください。なお、このページの記述は、T-Time添付の「ヘルプ」の内容をすでに充分ご理解いただいていることを前提にしています。

1)使用できるタグの種類や文法については、商品版T-Time(v1.1.3-r2 以上)添付のヘルプをご参照ください。なお、挿絵やリンクなどの設定をするには、ごく初歩的なレベルのHTMLデータ作成の知識が必要です。もちろん、一切タグを使わずシンプルに作ることもできますし、また、正規のHTML書式を満たさずにルビなど必要なタグのみを書き込む作り方でも問題はありません。

2)表組などT-Time 上で効果をもたず、しかも改行扱いされるタグについては、できるだけ使用を控えた方がデザインが整います。

3)挿絵や背景に使用するグラフィックファイルは、テキストファイルと同じ階層にひとつ素材フォルダを作り(名称は何でもかまいません)、その中に一括して収納しておきます。データの指定は、テキストファイルからの相対パスで行います。ムービーやサウンド、ディレクタームービーなどの注釈を設定する場合も、その素材データは、同じ素材フォルダに入れておきます。

4)「背景アニメーション」などMac用PPC版でのみ可能な設定を行う場合は、その設定を切った状態での表示効果 にも配慮しておきましょう。なお、Windows上で行える設定は、すべてTTZのデザインに使用することができます。

5)フォントの設定は、自動明朝と自動ゴシックの2種を基本とします。

6)Macで作成するとき、グラフィック等の素材ファイルには、[gif][jpg]など、すべて所定の拡張子を付けてからオーサリングを行ってください。テキストファイル間のリンクを設定する場合は、ファイルの最終名称の拡張子が[ttz]になることに注意してください。リンクのタグには、この最終名称でファイルパスを記述しておく必要があります。
 最終的にTTZファイルをそのままWEBサーバー上に置く場合、ファイル名には日本語を一切使用できませんのでご注意ください。


 以上の点に注意して、T-Time 上でデザインを整えます。T-Time上で設定したページサイズや他の表示設定(フェイス)が、そのままTTZファイルを開いたときのデフォルト表示になります。TTZ化に際して必要となるデータは、以下のとおりです。

 なお、「画像データ」は、もちろんそれを使用していない文書の場合は、不要となります。また、画像以外のマルチメディア素材(サウンド、ムービー等)のファイルは、TTZ化の作業においては、特に必要となることはありません。

Windows でデザインした場合
・テキストファイル
・FACEファイル
・画像データ


Macintosh でデザインした場合
・テキストファイル
・画像データ


STEP 2:専用ツールによるTTZ 化



 デザインおよびチェックが終わったら、設定(フェイス)情報とテキストファイル、画像ファイルなどを専用ツールで1ファイルにまとめ、TTZファイルとして必要な諸設定を施します。このTTZ化の作業は、当サイト上の「T-Time 出版センター」にワンショットで依頼するか、あるいは、ツールを購入して自作することもできます。

 TTZ 化に際しては、以下の制御を行うことができます。

1)画像データの取り扱い
 画像データをTTZファイル内にすべて取り込んで1ファイルにまとめるか、あるいは、すべての画像データをTTZファイルの外部に参照ファイルとして残すか、どちらかを選ぶことができます。
 なお、画像以外のマルチメディア素材(サウンド、ムービー等)のデータは、画像データの取り扱い如何に関係なく、かならず参照ファイル形式になります。

2)プロテクション
 デザインの同一性保持および著作権保護の観点から、必要に応じて、以下のプロテクトをかけることができます。これらは、それぞれについて可/不可を決めることができます。

・画面上でのテキストの編集を不可にする。
・画面上でのメニューによる諸設定(フェイス)の変更を不可にする。

 ワンショット方式で作成するTTZファイルは、ファイルの内容の抽出や編集改変を一切行えない仕様になっています。上記において、「画面 上での...」という意味は、ファイル自体の内容を編集更新することではなく、T-Timeに画面 表示されているときに、その場に限り、一時的に読者がテキストに改行を入れたり、書き込みや語句を削除してみたりなどの編集が行えるかどうか、あるいはフォントや文字組など諸設定(フェイス)の変更を行えるかどうか、等を制御するものです。

3)パスワード設定
 2種類のパスワードを設定できます。

・著者パスワード
 このパスワードを設定すると、パスワードなしでは、専用ツールによるファイルの再編集ができなくなります。

・読者パスワード
 これは読者に対して出版者から提供するパスワードで、このパスワードを入れると、それまで隠されていたテキストや画像がはじめて画面 表示されるようになります。また、パスワードを入れない限り、画面上でテキストをセレクト&コピーすることも一切できなくなります。
 ワンショットのTTZ化依頼をなさるとき、この設定をご希望の場合は、デザイン作業の段階でボイジャーにご相談ください。

 なお、一度TTZ化されたファイルであっても、専用ツールを使えば、テキストやタグなどの内容面 に関しても、上記の諸設定同様に自由に再編集することができます。前記「著者パスワード」は、このことに対するプロテクションとして機能します。

 上記の各種設定を施したサンプルを別項「TTZファイルのサンプル」に用意いたしました。ダウンロードして、実際に確認してみてください。

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