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T-Time v2.2の新しい仕様・機能(v2.2.1)

仕様変更・新機能

JISX0213フォントに対応
シールドカーソル
  • 3秒以上マウスポインタを動かさないとカーソルが消えます。ポインタを移動するか、クリックでカーソルが再表示されます。(Mac)
付箋
  • 付箋をクリックするとその付箋がハイライトします。 メニュー「ツール/付箋オプション/ページの付箋を削除」を「付箋を削除」に変更しました。 「付箋を削除」はハイライトしている付箋を削除します。
テキスト編集機能追加
  • テキスト編集時、オプションキーを押しながら「本文フォント」を選択するとフォント名がペーストされます。(mac)
  • HTML有効時に以下の編集が可能になりました。(mac)
    改行・タブの入力(<br><t-tab>を挿入)
    改行・タブの削除(<br><t-tab>をデリートキーで削除)
  • テキスト編集時、HTMLモードでタグを記入すると、そのままタグが画面表示される(ネームエンティティ化される)。(mac)
  • 多段組の場合もテキストの繋がりに沿ってカーソルが移動する様になりました。
  • ページ最後の文字を削除した場合、ページが移動してしまう問題を解消しました。
HTMLタグカラーリング
  • テキストモード時(HTMLオフ時)にタグ・カラーリングをおこなうようになりました。
    カラーリングは注釈色になります。
背景アニメーションのバリエーションが増えました(Mac)

タグの強化(電子出版用)
    文字組をはじめとするフェイスのほとんどすべてをタグで記述することができるようになりました。


新しいタグ、及び属性の追加
ここには新しいもののみ掲載しています。使用できるすべてのタグ、属性の種類については、T-Time v2.2 付属のヘルプ「10)<タグ>一覧」をご覧ください。
タグの使い方の詳細は、「T-Time 作家のためのタグ入門」をご参照ください。

<U>.....</U>:傍線
  • 縦書き時には傍線、横書き時にはアンダーライン
<T-EM...>...</T-EM>:傍点
  • 設定(プロパティ)として以下の4つを解釈する。省略した場合は、style=accent(傍点)
    style=accent (傍点)
    style=dot (圏点)
    style=circle (白丸)
    style=disc (黒丸)
    ※傍点は、縦書き/横書きで字形が変わります(横書き時には、黒丸と同じ)。
T-Timeスタイルシート、CSSライクな指定が可能となりました。
  • スタイルを宣言することにより、CSSと同様の指定が可能です。
    ただし、T-Time スタイルシートはCSSとは互換ではありません。
    T-Time スタイルシートで使用できるタグは以下の通りです。

  • <Hn>
    face,size,xsize,color,linespace,charspace
  • <font><t-font>
    face,size,xsize,color,linespace,charspace
  • <img><t-img>
    src,width,height,a,x,y,vspace,hspace,dspace, line,vline,hline,scale,color,border,bordercolor,opcolor align
  • <t-pb>
    face,size,text,link,bgcolor,linespace,charspace,linemode, hashira,hashirasize,hashiravisible, midashiface,midashisize, dan,cpl align,valign,hashiraalign

  • 例:
    <style type="text/t-time">
    font.hilite { color:gold }
    font.tagsample { size:90%; color:darkcyan; linespace:0 }
    font.comment { color:darkgoldenrod }
    img.clip { src:clipart.gif; width:180 ; height:166 ; align:left }
    </style>


    <font t-class=hilite>XXXXXXX</font>
    <img t-class=clip>
<BR ...>:改行
  • start=nL,n,n%:ブロックインデントの指示。字下げの分量。
    nL で文字数(ex; 3L)、n はピクセル数、n% はテキストフィールドの高さ/幅(縦書き時/横書き時)に対するパーセンテージ。start=0 で解除するまで継続する。
  • indent=n:特殊なインデントを指定する。字下げの分量。
    正の値のときは、段落頭の字下げ。負の値のときは、戯曲形式の特殊インデントを行う。indent=0 で解除するまで継続する。
  • linemode=0/1:インライン表示の設定
    0(インライン表示有効)
    1(インライン表示無効)
    ※インライン表示無効にすると、画像や文字に対してテキストの回り込み等を設定できます。
  • clear=all:テキスト回り込みを解除
<T-PB ...><T-Time ...>:改頁、基本設定とウィンドウの制御
  • stroke= :縦組み、横組み方向を指定する。
    vertical(縦組み)
    horizontal(横組み)
    invert(設定と反対方向)
    default(メニューに従う)
  • tateyoko=n:縦中横の有効文字数を指定する。
  • align= :水平行揃えを指定する。
    left(左寄せ)
    center(中央寄せ)
    right(右寄せ)
  • valign= :垂直行揃えを指定する。
    top(上寄せ)
    middle(中央寄せ)
    bottom(下寄せ)
  • linemode=0/1:イメージのインライン表示の設定
    0(インライン表示有効)
    1(インライン表示無効)
    ※インライン表示無効にすると、画像や文字に対してテキストの回り込み等を設定できます。
  • textstyle= :本文と見出しの文字のスタイルを指定する。
    shadow(シャドウ)
    plain(プレーン)
  • hashiravisible=
    true:デフォルトの設定に関わらず「柱」表示する。
    false:デフォルトの設定に関わらず「柱」表示しない。
  • hashirastyle= :柱のスタイルを指定する。
    shadow(シャドウ)
    plain(プレーン)
  • hshadow=n:ピクセル数。文字陰の水平方向の量。
  • vshadow=n:ピクセル数。文字陰の垂直方向の量。
  • mleft=n%
    テキストフィールドの左マージン。ピクセル数またはパーセント指定。パーセント指定するとウィンドウに対する比率となる。
  • mtop=n%
    テキストフィールドの上マージン。ピクセル数またはパーセント指定。パーセント指定するとウィンドウに対する比率となる。
  • mright=n%
    テキストフィールドの右マージン。ピクセル数またはパーセント指定。パーセント指定するとウィンドウに対する比率となる。
  • mbottom=n%
    テキストフィールドの下マージン。ピクセル数またはパーセント指定。パーセント指定するとウィンドウに対する比率となる。
  • linespace=n:ピクセル数。行間を指定する。
  • charspace=n:ピクセル数。字間を指定する。
  • indent=n:特殊なインデントを指定する。字下げの分量。正の値のときは、段落頭の字下げ。負の値のときは、戯曲形式の特殊インデントを行う。indent=0 で解除するまで継続する。
  • start=nL,n,n%:ブロックインデントの指示。字下げの分量。nL で文字数(ex; 3L)、n はピクセル数、n% はテキストフィールドの高さ/幅(縦書き時/横書き時)に対するパーセンテージ。start=0 で解除するまで継続する。
  • xsize=n、size=n:本文サイズを指定する。パーセント指定した場合には、基本設定の文字サイズに対する比率となる。
  • honmonface=FontList:本文フォントを指定する。
  • midashiface=FontList:見出しフォントを指定する。
  • hashiraface=FontList:柱フォントを指定する。 例:honmonface="Osaka,MS ゴシック"
  • honmonsize=n:
    ポイント数またはパーセント指定。本文サイズを指定する。パーセント指定した場合には、基本設定の文字サイズに対する比率となる。
  • midashisize=n:
    ポイント数またはパーセント指定。見出しサイズを指定する。パーセント指定した場合には、基本設定の文字サイズに対する比率となる。
  • hashirasize=n:
    ポイント数またはパーセント指定。柱サイズを指定する。パーセント指定した場合には、直前の文字サイズに対する比率となる。
  • bgcolor=colorValue:背景色を指定する。
  • text=colorValue:本文文字色を指定する。
  • shadow=colorValue:文字陰色を指定する。
  • hashira=colorValue:柱文字色を指定する。
  • link=colorValue:注釈色を指定する。
  • hashiraAutoHide=Value
     true:「ヘッダのあるページは非表示とする」機能を有効  false:「ヘッダのあるページは非表示とする」機能を無効
  • hashiraSizeLock=Value
     true:常に縮尺は100%  false:縮尺と連動してサイズが変化
<t-move>:テキストの表示位置
  • h=n:表示位置を文字の進行方向(横書き時には右、縦書き時は下)にnピクセル移動
  • y=n:表示位置をページの進行方向(横書き時には下、縦書き時は左)にnピクセル移動
  • bottom=n:ページの終端から数えてn行前に移動。
<IMG ....> または <T-IMG ....>:インライングラフィック表示
  • line=n: ピクセル数。横組み時はイメージを指定した行数の高さに調整。縦組み時はイメージを指定した行数の幅に調整。
  • vline=n hline=m: 縦組み時/横組み時、それぞれ別のline数を指定したい場合。
  • vwidth=xx vheight=xx: width, height と併用する。縦組みと横組みでサイズ指定を変えたいときに使用。この属性は、縦組み時のサイズ。
  • scale=n%(指定表示サイズのスペースの中で画像を縮小。マージンの確保に利用)
  • align=left / right(水平位置指定。この指定をすると、自動的にこの画像を linemode=1 の扱いにする。center は不可)
  • linemode=0(上記の水平位置指定を行ったとき、ラインモードを0としたいときに使用する)
  • targetplane=text
    画像を文字色と同じ色で、モノクロディザー処理する。
  • wraptext=true(回り込み有効:o=1 と同じ)
  • drawing=tile
    指定されたサイズにタイリング
  • orgwidth=n orgheight=n:オリジナルサイズ指定
    サイズを%で指定する場合に、この属性でオリジナルサイズを記述しておくと表示が速くなる。
  • dspace=n
    進行方向にスペースを確保する。
  • snap=frame
    フィールドの枠にぴったり合わせる。
  • border=n
    hspace, vspaceに加算されるようになりました。
<Font>
  • xsize=n%:基本設定の文字サイズに対するパーセンテージ。
  • xsize=nL:n行分のサイズ。
  • ネスティング(入れ子)が可能になりました。
    ただしフォントのタグで挟まれた領域で<t-pb>のフォント指定は出来ません。
<T-CODE ...>:外字指定
  • 文字コード&フォントを指定
    例:<T-CODE SJIS=#8C8E face="Gaijifont">〓</T-CODE>
    フォントGaijifontがインストールされていれば、そのsjis8C8Eの文字を表示。Gaijifontがない場合は、本文フォントで〓を表示。
  • 外字グラフィックのファイルを指定
    例:<T-CODE src="Gaiji1.gif" vsrc="Gaiji1v.gif">
    この場合は、閉じのタグは不要。vsrc 属性を付加すると、縦書き時に別のグラフィックを使うよう指示できる。
    外字イメージファイルは
    ・アンチエイリアスなし
    ・白と黒の2色のパレット
    ・T-Timeのアンチエイリアス標準の場合、想定される文字サイズの2倍のサイズ
    ・T-Timeのアンチエイリアス強の場合、想定される文字サイズの4倍のサイズ
    で作成すると最も効率的です。
<DIV align= ...>:行揃え
  • <DIV align=left>:左または上揃え
  • <DIV align=center>:中央揃え
  • <DIV align=right>:右または下揃え
<T-HEAD><T-TAIL>:挿し絵の挿入
  • <T-PDEF>で指定したidの重複使用が可能になりました。
<T-NOCASE ...>.....</T-NOCASE>:<T-CASE ...>の負論理型
  • script2.2:T-Time 2.2のエレメント仕様を満たす
    例:
    <T-NOCACE script2.2 >
    <T-FONT size=80%>
    <BR> このドキュメントはT-Time2.2以上で正常に表示できます。<BR> </T-FONT>
    </T-NOCACE>
コメント
  • スペース・タブ・改行に続く連続したスラッシュ( // )から改行まではコメントとなります
    例:
    <.T-Time
    dan=1 cpl=0 // 常に1段組み 文字数を固定しない
    align=center valign=middle // 垂直水平ともにセンタリング>


バグフィックス

縦中横の不具合
  • メニュー「設定/解釈/HTML」がアンチェックの場合、1バイト文字の隣に1バイトスペースがあると縦中横が機能しない問題を解決しました。
フェース情報の無いテキストを開いた際の不具合(Win)
  • フェース情報の無いテキストを開いた際、自動的にテキスト編集モードになってしまう問題を解決しました。


ファイル検索ユーティリティ「T-Search」をバージョンアップ
  • 縦書き/立ち読みWEBシステム用ファイル「.book」に対応しました。


v2.2.0.1:アップデートのポイント(8月21日)

新仕様
  • くの字点のサポート



    くの字点(踊り字)はJIS X0213(第3第4水準)に定義された SJIS コード 81B1,81B2,81B3 を用いる。コード 81B1,81B2,81B3 はX0213サポートの有効無効にかかわらず、以下のルールで画面表示される。

    • 「秀英太明朝KIGO」が存在する場合「秀英太明朝KIGO」を用いて行う。
    • 上記のフォントが存在しない場合で「Kandata」が存在する場合「Kandata」を用いて行う(この2つは、X0213対応フォント)。
    • 上記のフォントが存在しない場合は現在設定されているフォントを使って代用キャラクタ「/\」を表示する。ただし濁点付き 81B2 は「\」となる
    • 横書きの場合のくの字点は未定義だが、T-Timeの場合は反時計回りに回転する。
    • ルビの中でも使用できる。

    • 下記のサンプルファイル(test.ttx)には実際の文字コードが入力されています。

      SJIS コード番号:81B1

      SJIS コード番号:81B2

      SJIS コード番号:81B3

      サンプルファイル「tset.ttx」をダウンロードする:
      → test.exe(20K、WIN用圧縮ファイル)
      → test.sit(8K、Mac用圧縮ファイル)
バグフィックス
以下の問題を解消しました。
  • <T-CODE src="Gaiji1.gif" vsrc="Gaiji1v.gif"> の vsrc が機能しない。
  • 「自動明朝」「自動ゴシック」にしているとき、JIS X0213で新たにコードを与えられた「くの字点」の踊り記号が、ルビに表示されない。
  • ルビに罫線、括弧などを含めたとき、字間のバランスがくずれる。
  • EBK ファイルを開くと、途中からテキストが表示されなくなる場合がある。EBK 専用タグの一部が誤解釈を引き起こすためにおこるバグ。
  • 縦組み/横組みの切り替えに応じてマイナス記号(−)がちゃんと回転されない。


v2.2.1:アップデートのポイント(8月23日)

バグフィックス
以下の問題を解消しました。
  • 横組み時、1バイト文字、ルビ、黒丸等の表示がズレすぎる場合があるのを調整。
  • <T-CODE sjis=#nnnn> で表示させた外字が直前の文字と重なってしまうことがある(外字が行末に来たとき)。
  • linemode 属性が誤動作することがある。
  • 読者パスワードが機能しない。

  • 備考:<Hn> <t-TAB> </Hn> のように見出しタグの中にインデント用タブ・タグがある場合、<Hn> がちょうどページの最初に来ると、ブロックインデントが正常に機能しなくなる。
    →これは、そうなるのを仕様とします。見出しタグの中には、インデント用のタブを記述しないようにしてください。代わりに属性 start= を使用してください。


以上。

2000.08.17(初出)
Voyager Japan Inc.


関連情報:
v2.0.3 の仕様・機能(v2.0の特徴)v2.1.1の仕様・機能v2.3の仕様・機能T-Time のダウンロード


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