2006年1月31日 

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☆航


T-Time 視覚障碍者(ロービジョン)対応版 2月1日公開

文字サイズ拡大、輝度反転、拡大鏡など機能拡充

 株式会社ボイジャー(東京都渋谷区神宮前5-41-14 代表取締役萩野正昭)は、電子本ビュワー『ティー・タイム(T-Time)』 に標準の機能として「ロービジョン・モード」を実装させました。このことにより、すでに発売、公開されている電子本約1万2千作品(2006年1月現在)はすべて、400%の文字サイズ拡大、太字、輝度反転、拡大鏡など視覚障碍者(ロービジョン)対応の拡充が実現いたしました(*添付画像参照)。これらの機能は電子本ビュワーT-Timeの標準機能として搭載されるもので無償配布されるものです。読者は、コンテンツ購入以外一切の費用を必要としません。T-Time新バージョンv5.5.7は2月1日より公開され、ボイジャーホームページよりどなたでもダウンロードできます。


■ダウンロードURL:http://www.voyager.co.jp/T-Time/index.html (2006年2月1日より)


○ロービジョン対応の経緯について
日本には30万1千人の視覚障碍者がいます。そのうちの7〜8割は、弱視といわれる人たちです。視覚的に日常生活に困難をきたすという基準で考えると、ロービジョン者は全国で100万人と日本眼科医会は推定しています。
ロービジョン者にむけた読書支援は、文章を声で読む音訳や拡大活字本によるものが中心ですが、拡大活字本は新たにもう一つ別個の本を作らなければならないことになり、労力、コストのいずれの面からも十分な出版を促進できない状態にあります。

電子的な出版物は、文字表示の拡大をすでに実装された機能としてもっているのが一般的です。
活字を大きくする、白黒を反転する、活字を肉太にする、縦横を変更する、これらの機能は、そもそも電子本には最初から備わった機能だったのです。この機能は、弊社にとっていままで一つの「飾り」的な意味しかもっていませんでした。ロービジョン者への機能として真剣に考えることはなかったのです。これは深く反省すべきことでした。もし文字が大きくなることで多少とも読書の困難を軽減できるのであるならば、電子的な出版物にとってロービジョン対応はまず最初に取り組むべき大きな課題だったはずです。ロービジョンの読書支援をおこなう「出版UD研究会」に参加させていただき、T-Time がいますぐになしえるものの一つとして、文字の拡大機能について真剣に向き合うべきだと知らされました。
おおくのみなさまにご協力をいただきました。そして、ボイジャーはT-Time新バージョンv5.5.7によって、はじめてロービジョン対応を電子的な出版の大きな課題の一つとして認識し、誰もが使用する電子本ビュワーの標準の機能として実装することをスタートさせることができました。

○最新作・話題作・古典・名作が読める
電子的な出版は着実に世の中に浸透しつつあります。
今回の試みにより、電子書店「e文庫」「ウェブの書斎」「グーテンベルグ21」「ΣBook.jp」「電子書店パピレス」「電子文庫パブリ」「ビットウェイブックス」「Foobio」「Boon-gate.com」「モバイルブック」「楽天ダウンロード」「理想書店」などで販売されているドットブック形式あるいはテキスト形式の電子書籍をそのまま拡大表示で読むことができるようになります。吉川英治、山村美紗、山岡荘八、鈴木光司、角田光代、藤沢周平、石田衣良、平岩弓枝氏などの著名作家をはじめ、インターネット図書館「青空文庫」のデータ5081作品(2006年1月30日現在)などもすべてロービジョン対応となります。

■ロービジョン操作マニュアル:http://www.voyager.co.jp/T-Time/LV_manual/lv_manual.html

○ロービジョンの設定について
T-Time新バージョンv5.5.7がインストールされたコンピュータでは、キーボード上の「1」「2」「3」のナンバーキーのみの操作によって、文字拡大、輝度反転、太字という基本操作が可能です。 これらのモードは組み合わせて使うことができます。




○拡大鏡の設定について
画像に書かれている文字等を拡大して見たいことがあります。その場合には、画像の上で右クリック(MacOSXの場合にはコントロールキー+クリック)すると拡大鏡が表示されます。


以上   

お問合せ:
株式会社ボイジャー
鎌田純子(広報担当)
〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-41-14
電話: 03-5467-7070 FAX: 03-5467-7080
Email:kamata@voyager.co.jp


* 注:電子文庫パブリ
http://www.paburi.com/
出版社が共同運営している電子書店。販売作品中、角川書店、講談社、集英社、新潮社、筑摩書房、文藝春秋による3200点のドットブック形式、光文社、祥伝社、双葉社、徳間書店、学習研究社による3200点のテキスト形式の電子書籍がT-Timeで読める。
* 注:T-Time
T-TimeはT-Time専用形式ドットブック(.book)、TTZ(.ttz)形式、テキスト、HTMLを読む、電子的な読書には欠くことのできないソフトウェアとして、海外在住者、年輩者の方々からとくに熱烈な支持をえている。1998年6月発売、改良を重ねている。

 T-Time、ドットブック(.book)は株式会社ボイジャーの登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。




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